改正GMP省令の問題点 2021.06.07 改正GMP省令の問題点今回は改正GMP省令に関する問題点を筆者の目線から論じたい。改正が遅い前回の改正からすでに16年も経ってしまった。2013年にGMP施行通知が改正され、PIC/S基準が導入されていた。今回のGMP省令改正は、GMP施行通知に盛り込まれていた内容を含んだ
臨床試験と品質保証 2021.06.04 お役立ち動画https://youtu.be/yTw_GnoBj_A関連商品[blogcard url="https://ecompliance.co.jp/SHOP/OST-PMDA-EDC.html" title="【訪問セミナー】PMDAが要求する電子デ
改正GMP省令におけるデータインテグリティ要求 2021.06.03 本年8月1日から施行される改正GMP省令において、データインテグリティに関する要求が盛り込まれている。改正GMP省令の第8条 手順書等の第2項には下記の要求がある。2 製造業者等は、医薬品製品標準書及び手順書(以下この章において「手順書等」と総称する。)並びにこの章に規定する記録について、
改正GMP省令による製造管理者の責務の大幅な見直し 2021.05.31 製造管理者は薬機法第17条第6項に規定されている役割である。改正GMP省令においては、医薬品品質システム(PQS)の導入に伴い、製造管理者の責務を見直した。そのため製造管理者の責務が大幅に改定されているので注意が必要である。改正後は品質部門に「品質保証に係る業務を担う組織」(品質保証部門:QA)を
改正GMP省令により追加になった責任者 2021.05.28 改正GMP省令では、新たに品質リスクマネジメント責任者および外部委託業者管理責任者の設置が求められている。品質リスクマネジメント責任者改正GMP省令の第3条の4 品質リスクマネジメントには以下の要求事項がある。製造業者等は、品質リスクマネジメントを活用して医薬品品質システムを構築し
改正GMP省令セミナー(サンプル) 2021.05.25 厚生労働省は「医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準に関する省令」(GMP省令)の一部を改正する省令(厚生労働省令第90号 )を発出しました。 2021年8月1日の施行を予定しています。 GMP施行通知の施行(2013年8月30日)から8年近く経過し、いよいよGMP省令が改正されます。
MDR(欧州医療機規則)完全施行について 2021.05.25 MDR(欧州医療機規則)完全施行についてCOVID-19のパンデミックに関連し、当初は2020年5月26日であったMDR (欧州医療機器規則)の適用日(DoA:Date of Application)が、2021年5月26日となった。 2021年5月26日には、MDDが無効となり、MDR(
製薬企業・医療機器企業におけるFDAが要求するCAPA導入の留意点#1 2021.05.19 CAPA(是正処置・予防処置)の考え方は、医薬品・医療機器業界の査察のために米国FDAが開発し、その手順は品質に関する査察規制が適用となる品質システムの中で、最も重要なものとなりました。これに伴い、CAPAに関する査察が強化されました。すなわちCAPAは、FDA査察準備の最大のポイントと言えます。
品質リスクマネジメント(QRM)について 2021.05.14 リスクっていったい何であろうか?こう言えばわかりやすいかも知れない。リスクと問題点は違う。問題点は解決するものであり、リスクは回避・低減するものである。つまり、問題点とは目の前にある障害のことであり、解決せざるを得ない。それに対して、リスクとは将来起こり得る問題のことであって、回避・低減すべきもの