FDA査察対応のコツ 2019.01.17 FDA査察対応 先日、元FDA査察官で現在はコンサルタントのRobert C. Fish氏の講演を聞く機会があった。彼の講演内容は、筆者がこれまでこのメルマガなどで記載していたことと非常に酷似しており、関心が深かった。Fish氏によると、FDA査察官は、Life Science関連の学位を持っている人が多
FDA査察における評価 2019.01.17 FDA査察対応 FDA Form 483FDA査察が実施された場合、最終日の終わりにクローズアウトミーティングが開催される。指摘事項が何もない場合は良いが、指摘事項がある場合は、連邦食品医薬品化粧品法704(b)項「査察官は指摘事項を文書で製造所に提示すること」に基づいて、査察のクローズアウトミーティング
FDA査察において指摘をなくす方法について 2019.01.17 医薬品 筆者は2016年3月22日から3月26日までの1週間、ある企業のFDA査察に立ち会った、結果はNAI(指摘ゼロ)であった。当社がFDA査察を支援した企業ではこれまで指摘ゼロを連続して受けており、連勝記録がまた更新された。ちなみにFDA査察における査察結果のステータスには3種類ある。
FDA査察ではなぜバックヤードが必要か 2019.01.17 医薬品 FDA査察に対応する際、通常査察官がドキュメントレビュを行うフロントヤード(FY)と資料を検索するバックヤード(BY)に分かれる。ではなぜBYが必要なのであろうか。実は米国と日本では事情が異なる、米国ではFYで査察官を前にして資料を探したり相談すれば、内情がすべてばれてしまう。したがって、FYでは
FDA査察に立ち会って 2019.01.17 医療機器 今週、筆者はある医療機器企業のFDA査察に立ち会った。12月に査察予告があってから3ヶ月間にわたり万全な準備を行った甲斐もあり、指摘ゼロ(NAI:No Action Indicated)で終了することができた。成功要因として考えられることを列記してみたい。1.開始時に社長、
FDA査察官の調べ方 2019.01.17 FDA査察対応 FDA査察が決定し、査察官がわかればどういう人か、どのくらい査察の実施経験があり、Warning Letterを出したかを調べましょう。こちら。
どんな企業がFDA査察官に安心感を与えるか 2019.01.17 医薬品 ISO-9001:2000以降は、経営者の責任が重要視されている。これは、製薬・医療機器企業に関わらず、当局の査察にかけるリソースに限界があることに基づいている。査察官がわずかな日数で発見できるエラーを修正しただけでは、氷山の一角にすぎないのである。したがって、当局が査察するのではなく、経
FDAによる法的措置(Enforcements)の統計 2019.01.17 FDA査察対応 FDAによる法的措置の統計サマリー 2017年度FDAセンター毎の押収・没収 2017年度FDAによる押収・没収 2012 – 2017FDAセンター毎の法廷の差し止め命令 2017年度FDAによる法廷の差し止め命令 2012 – 2
Quality Systems Approach to Pharmaceutical CGMP Regulations(2006.9) 2019.01.15 お役立ち翻訳 Quality-Systems-Approach-to-Pharmaceutical-CGMP-Regulations_Jダウンロード
規制要件のあり方について 2019.01.14 医薬品 PIC/S GMPをはじめ、FDAやMHRAなどは先進的な規制要件を発出している。内容を読んでいると現状ではどの企業でも遵守できていないような内容や遵守困難な内容が含まれていることがある。これは、欧米の規制要件が期待を述べているためである。規制要件のあるべき姿は、業界を指導し理想的な状態に引っ張っ